三重県社会保険労務士会
会長 岡㟢 佳男
三重県社会保険労務士会のホームページをご覧いただき、感謝申し上げます。
令和5年5月26日の通常総会において、会長職を拝命しましたことをご報告申し上げます。これからも社会保険労務士としての使命を果たすため邁進してまいりますので、新役員ともども、よろしくお願い申し上げます。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が、令和2年1月に、我が国で初めて確認されてから3年を越える歳月が経過し、令和5年5月8日に感染症法の分類がようやく「2類感染症」から「5類感染症」へと変更され、未曾有のパンデミックも収束の兆しを見せ、新たな様式による社会生活が始まりました。
COVID-19の感染拡大防止の観点から行動制限が実施されている間、われわれ社会保険労務士は、企業や労働者の支援の一助となるよう、政府が実施した雇用調整助成金をはじめとする様々な政策に協力してまいりました。
COVID-19の影響は、私生活の態様変更に限らず、働き方においてもこれまでにない大きな変化をもたらしました。新たなフェーズへの移り変わりは、在宅勤務やサテライトオフィスの活用のあり方、これまであまり意識されていなかったデジタル化への対応など、ワークライフバランスの実現に大きな課題をもたらしました。
このような大きな変化の時代こそ、働く人々に深く関わる労働社会保険諸法令の専門家として、われわれ社会保険労務士の真価を発揮できるのでは無いかと考えております。
経営者と労働者が、互いを尊重し、認め合う、理想的な労働環境を構築しながら、シナジーを創り出すことに、われわれ社会保険労務士が関わることは、この上ない喜びと感じておりますので、コミュニケーションパートナーとして、われわれ社会保険労務士を皆様のご発展にご活用ください。